お百度参りで有名な石切劔箭(つるぎや)神社。おみくじは神社の神馬である、白いお馬さんの置物みくじです。
神馬みくじ
青と赤、2種類のおみくじ。どちらも白い馬ですが、馬具の色が違っています。
片面には神社名、反対側には御神紋・下り藤が入ります。
左足を前へ踏み出し、少し動きがあるところもかわいいですね。頭が大きく、馬型の埴輪にも似ているかも?
素材は陶器製。おみくじの紙は小さく巻き、口にくわえます。
石切劔箭神社とは どんな神社?
石切劔箭神社の主祭神は瓊々杵尊(ににぎのみこと)、その御子・可美真手命(うましまでのみこと)。あわせて石切大明神と称されます。創建については過去の兵火で焼失、くわしくはわかりませんが延喜式神名帳に記載のある式内社です。
代々神社の祭祀を司ってきた木積氏は、本来「穂積」という姓であったとのこと。穂積氏は古代の豪族・物部氏の祖にあたる伊香色雄命(いかがしこおのみこと)が最初に名乗ったもので、社家はその末裔とされます。
神社は「石切さん」と呼ばれ親しまれ、でんぼ(腫れ物)を治す神様としても信仰があります。(神社で受けられるなで守り、幼いころによくお世話になりました…!)
境内は上之社と下之社(本社)にわかれます。おもに本社におまいりされるかたが多く、本殿前のお百度参りがとくに有名です。いつうかがってもたくさんのかたが百度石の間を行き来し、願をかけられています。
最近は神社の宝物の太刀「石切丸」「小狐丸」も人気。春・秋の公開時には、刀剣ファンの参拝も多く見られます。
石切さんの神馬
本社の境内には馬の銅像があります。
馬は「イシキリツルギヤ号」という名の元競走馬。オーナーが神社の崇敬者であったことから引退後に奉納され、石切さんの神馬となりました。
現在も神社には神馬が数頭おり、行事の際に見ることができます。本社裏手には厩舎や馬場があり、通常でもタイミング良ければ見られるそうですよ。
まだわたしはお目にかかったことがなく、機会があれば…と思っていたら、現在は厩舎工事中とのこと。
厩舎工事により神馬が不在の間、御神馬特製朱印を毎月の祭礼日(1.8.15.22日)及び土日祝に限り授与致します。明日6月9日は日曜日ですので、明日から授与を始めます。初穂料は500円となり、書き置きのものになります。宜しくお願い致します。#石切神社 #神馬 #朱印 pic.twitter.com/Ak0qEbjznD
— 石切劔箭神社(石切神社) (@ishikirishrine) June 8, 2019
神馬に会えないのは残念ですが、おみくじとあわせて御朱印もぜひ!
おみくじを引くには
「神馬みくじ」は、本社の授与所でいただきました。初穂料は、ひとつ500円です。
ちなみに、御朱印は授与所のお向かいにある崇敬会館で受けられます。
ほかにも引きたい 近くのかわいいおみくじ
石切劔箭神社と同じ東大阪市内では、河内国一之宮の枚岡神社になで鹿のおみくじがあります。
また花園ラグビー場にも近いことから、ラグビーボール型のおみくじも!
後日くわしい記事を書きますので、少々お待ちください。
基本情報
石切劔箭神社
所在地:大阪府東大阪市東石切町1丁目1-1
(上之社:大阪府東大阪市上石切町2丁目34)
拝観時間:終日参拝自由(授与所等は8:00~16:30)
公式サイト:https://www.ishikiri.or.jp/