京都の岡崎神社は、厄除けや縁結びなどのご利益ある神社です。うさぎとの縁が深く、かわいい置物おみくじは参拝者に人気の授与品です。
(2023-05-16 更新)
うさぎおみくじ
うさぎといえば、赤い目と長い耳が特徴ですよね。ほほえんでいるような口元も、とてもかわいらしいおみくじです。
飛び跳ねようとしているのでしょうか、前傾姿勢で前足を上げています。
見方を変えると、スクワットしているようにも見えるかも?
おみくじは、白とピンクの2種類です。
同じデザインの色違いかと思いましたが、体つきや耳の角度に微妙な違いがあります。表情もピンクのほうが、ほのぼのとして見えませんか。
おみくじの後ろ側には、盛り上がった文字で「東天王」と書かれています。これは岡崎神社の別称なので、神社オリジナルのものですね。
おみくじの紙は、うさぎの下から出ている赤い紐を引いて取り出します。
岡崎神社とは どんな神社?
はじまりは延暦十三年(794)桓武天皇の勅願により、平安京遷都の際に王城鎮護のために建てられた社のひとつで、都の東に位置することから東天王と称されます。
清和天皇の時代には社殿が造営され、播磨国広峰(兵庫県姫路市)より改めて御祭神を勧請しました。
速素盞鳴尊(すさのをのみこと)、奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)、三女五男八柱御子神(やはしらのみこがみ)をまつります。
子授け・安産のご利益とうさぎ
神社は都を守護する社がはじまりであったことから、方除けや厄除けの神様として知られます。
また御祭神の速素盞鳴尊と奇稲田姫命が縁を結び、三女五男八柱もの多くの子宝に恵まれたことから、縁結びや子授け・安産のご利益で信仰されます。
かつて神社周辺には、たくさんの野うさぎが生息していたそう。
うさぎは多産であることから、子授けや安産の神使いとされるようになったといいます。
社殿の前には、2匹の狛うさぎが鎮座します。
阿吽のうさぎは赤い目が特徴的。ちょこんと座る姿がかわいらしく、参拝者に人気のスポットです。
境内には他にもうさぎがいるので、おまいりの際にはゆっくりと探してみてくださいね。
おみくじを引くには
うさぎのおみくじは、境内にある授与所で引くことができます。初穂料は、ひとつ500円です。
授与品はおみくじのほかにも、うさぎ柄のお守りなども人気です。参拝の記念にぜひお求めください。
ほかにも引きたい うさぎのおみくじ
京都では岡崎神社以外にも、宇治市にある宇治神社や宇治上神社でうさぎのおみくじが楽しめます。
…と書いておきながら、わたし自身はまだ参拝したことがなく、おみくじも引いていないのです。いつか必ず訪れて、ご紹介したいと思います!
また大阪にある住吉大社でも、うさぎのおみくじが引けます。
住吉大社のうさぎみくじは、うずくまった姿が特徴的です。
機会ありましたら、こちらにもぜひおまいりください。
岡崎神社の基本情報
所在地:京都府京都市左京区岡崎東天王町51
拝観時間:9:00~17:00
駐車場:なし
公式サイト:https://okazakijinja.jp/
実際に参拝した日(2018-04-30)の情報をもとに、記事を作成しています。定期的に情報を確認し更新していますが、最新情報と異なる場合があります。