指図堂は東大寺大仏殿の西側に位置し、その名は大仏殿の再建時に指図(設計図)を収めたことに由来します。
(2024-07-14 更新)
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
東大寺 指図堂の御朱印
通常の御朱印
法然上人ゆかりの寺院をめぐる「法然上人二十五霊場」の御朱印です。
授与所の情報
堂内参拝時に申し出たところ、直接書いていただけました。
以前は「土日祝日のみ開かれ、閉まっている場合の御朱印は本坊(寺務所)でいただける」との認識でしたが、最近は平日でも参拝していただけそう?
東大寺 指図堂とは どんなところ?
御本尊:法然上人御影
法然上人二十五霊場第11番の指図堂。
治承四年(1180)東大寺は平重衡による兵火で、大仏殿はじめ伽藍の大半が焼失。その復興に当たった俊乗房重源上人に招かれ、法然上人は造営途中の大仏殿にて浄土三部経を講じられたといいます。
指図堂の建つ場所は、平安時代には中門堂があったところです。江戸時代初期、大仏殿3度目の復興時に大仏殿の「指図」(大きな板絵に描かれた計画図面)を展示するお堂が建てられました。
のちに浄土宗徒の願いにより、法然上人の霊場として建て替えられたのが、現在の指図堂です。
ここが良き! 東大寺 指図堂のおすすめの見どころ
指図堂には法然上人の御影がまつられます。墨染の衣をまとい、手を合わせる上人の目はまっすぐで、信念ゆるぎない印象です。
左には阿弥陀三尊、右に阿弥陀如来像が安置され、近くまで寄っておまいりできるのがうれしい。
拝観時は写真撮影もOKでしたが、事前に再確認してくださいね。
また指図堂の庫裏には新しく写経道場も開設されています。くわしくは公式サイトをご覧ください。
あわせて行きたい 東大寺のお堂めぐり
東大寺境内にはさまざまなお堂があり、御朱印がいただけるところも多いです。
大仏殿、二月堂、法華堂(三月堂)、戒壇堂、俊乗堂…などなど。じつはわたしもまだ御朱印をいただいていないお堂があり、地道にコツコツおまいりしていこうと思っています。
戒壇堂の修理工事にともない、期間限定で公開されていた千手堂の記事も、あわせてどうぞ。
東大寺 指図堂の基本情報
所在地:奈良県奈良市雑司町406-1 指図堂
拝観時間:8:30~16:30(御朱印対応は~16:00まで)
拝観料:無料
駐車場:なし
公式サイト:https://www.todaiji.or.jp/information/sashizudo/
実際に参拝した日(2023-10-05)の情報をもとに、記事を作成しています。定期的に情報を確認し更新していますが、最新情報と異なる場合があります。