花鳥参拝帖

参拝した寺社の見どころと御朱印・おみくじの紹介

【和歌山】和歌山城周辺の寺社参拝・御朱印めぐり

和歌山の無量光寺

和歌山城近くにある県立博物館を観覧、あわせて近くの寺社をめぐったときの記録です。いただいた御朱印とともにご紹介します。

和歌山城周辺の寺社めぐり

大阪の南部よりに住んでいるわたしですが、和歌山市内の方面へはあまり縁がありません。昨年、県立博物館に気になる特別展があったので、この機会にと出かけてきました。

こちらの特別展は写真撮影できるものも多く、たいへん見ごたえがありました。撮影できるからこその視点も加わって、普段とはまた違った見方で仏像・神像と向き合うことができた気がします。

そんなわけで、じっくり博物館で観覧していたら、けっこうな時間を使ってしまいました。もっと早い時間から行けばよかった…! とはいえ、少しですが周辺の寺社をめぐりましたのでご紹介。よろしければ参拝の参考にしてください。

恵運寺

和歌山の恵運寺

恵運寺曹洞宗のお寺で、ご住職手書きの達磨イラスト御朱印で人気です。

元和五年(1619)、紀州藩の重臣・山本図書正春公が先祖の長昌公(山本弥三郎茂成)の菩提を弔うために創建した「大宝山長昌院廣厳禅寺」がお寺のはじまりです。長昌公は徳川家康公とその嫡男信康公に仕えた武将。山本家は軍師として有名な山本勘助の縁者だそうです。

御本尊の十一面観世音菩薩は、胸中に新田義貞公の守り本尊が納められていたといいます。この観音像は弘法大師御自作と伝わります。

境内には庚申尊・宝来稲荷社、地蔵尊や供養塔など。本堂前には、日本三大忍術伝書のひとつ「正忍記」をあらわした名取三十郎の墓所があります。

忍者モチーフの御朱印帳や忍者の日限定で御朱印を出されているのは、こちら由縁のことなのでしょうね。

参拝時、本堂は改修工事中でした。作業する方のかたわら、堂外より参拝。庫裡にて御朱印をお願いします。

通常のものは1時間ほど待ちということで、御朱印帳をお預けして後ほど受け取りに。このときは改元記念の限定御朱印もありましたが、予約制・もしくは後日郵送とのことでした。

恵運寺の御朱印

恵運寺の達磨の御朱印

恵運寺の和歌山西国第十番の御朱印

実はわたし、手書きのイラスト御朱印いただいたのはこれが初めて。大胆な筆使い、インパクトありますね!

※現在、新型ウイルスの感染防止対策として、御朱印関連は郵送のみとされています。郵送対応の手続きや再開の時期については、公式サイトやTwitterなどで事前にご確認ください。

基本情報

大宝山 長昌院 恵運寺

所在地:和歌山県和歌山市吹上3-1-66
拝観時間:不明
公式サイト:https://eunji.jp/index.html
Twitter:https://twitter.com/wakayamaeunji

無量光寺

和歌山の無量光寺の仏頭

恵運寺のある寺町通りを東へ。少し中に入ったところに無量光寺があります。

文政十二年(1829)、紀州藩十代目の藩主・徳川治宝公の命により日高郡出身の大行者徳本上人により開山された浄土宗のお寺です。

こちらの境内には首だけの大仏像があります。高さ約3メートルと迫力ある大きさですが、お顔はおだやか。そのアンバランスさに若干不思議な感じがします。なんとなく、鼻の穴から内部をのぞいてみたり…(失礼しました!)

もとは末寺であった大福寺の仏像でしたが、天保六年(1835)に焼失。再建のために、溶けた銅を使用して頭部を先に作成したものの、事情により身体を造ることはできなかったそうです。

現在は「首から上の願いを叶える」といわれ、病気平癒を願うひとや受験生らに信仰されています。頭痛持ちのわたしも、ご利益があるといいな。

無量光寺の御朱印

無量光寺の和歌山西国第八番の御朱印

参拝後、御朱印をいただきました。首大仏のお姿もあるのがうれしい。

こちら無量光寺は和歌山西国三十三所観音霊場第8番の札所となっています。先に参拝した恵運寺は第10番札所。お城を中心に、比較的狭い範囲にお寺が集中しています。

和歌山西国三十三カ所霊場

恵運寺のほうに霊場専用の御朱印帳もありましたので、この機会に巡拝されるのもいいですね。

基本情報

里宮山 寿経院 無量光寺

所在地:和歌山県和歌山市吹上5-1-35
拝観時間:7:00~16:30
公式サイト:なし

刺田比古神社

和歌山の刺田比古神社

次は寺町通りを渡り、北へ。和歌山城の岡口門の南に刺田比古(さすたひこ)神社・岡の宮が鎮座します。

御祭神は神武天皇につかえた道臣命(みちおみのみこと)、百済国を救済したとされる大伴佐氐比古命(おおとものさでひこのみこと)。道臣命は大伴氏の祖先神です。延喜式神名帳に記載された古社で、和歌山城を鎮護します。

刺田比古神社の絵馬

刺田比古神社は、徳川幕府八代将軍・吉宗公の拾い親となったことでも知られています。当時「厄年に生まれた子供は、捨て子にすれば丈夫に育つ」との風習がありました。厄年に生まれた吉宗公は生まれてすぐ、お城の追回門付近に捨てられ、神社の宮司に拾われたそうです。

厄をはらわれた吉宗公はその後、将軍になったことから「出世・開運・厄除け」のご利益が。また御祭神の道臣命は神武天皇の道案内をされたことから、交通安全祈願の社としても信仰されます。

境内の脇、少しこんもりとあるのは古墳だそうです。古木が参道の上にまで張り出し、静かな空気を感じます。

刺田比古神社の御朱印

刺田比古神社の御朱印

かんたんに御由緒をお話ししていただきながら、御朱印を拝受。由緒書と小さなお守りまでいただき、感謝です。

基本情報

刺田比古神社

所在地:和歌山県和歌山市片岡町2-9
拝観時間:不明
公式サイト:https://okanomiya.com/

水門吹上神社

和歌山の水門吹上神社

このあと和歌山城と和歌山護国神社へおまいりする予定でいたのですが、時間が遅くなったので断念。和歌山市駅のほうへ帰る道すがら、紀の川近くの神社へ参拝します。

水門吹上神社は紀州えびすの総本社です。戎様(蛭兒神)を祀る水門神社と、大国様(大己貴神)を祀る吹上神社を合祀。2柱の福の神をあわせてまつる、めずらしい神社です。

水門吹上神社の絵馬

境内には神武天皇聖蹟顕彰碑が建ちます。古事記に出てくる「男水門」とはこの地のことと伝わります。

参拝時は2018年の台風の影響で、社殿修理中でした。紀ノ川の河口近くに位置する場所なので、たいへんな暴風だったと想像します。

水門吹上神社の御朱印

水門吹上神社の御朱印

おまいり後、呼び鈴を鳴らして御朱印をいただきました。また新たな社殿が完成したら、おまいりに行きますね。

基本情報

水門吹上神社

所在地:和歌山県和歌山市小野町2-1
拝観時間:不明
公式サイト:なし

参拝ルートとマップ

和歌山市内、まだまだ行きたいところがたくさんです。機会をみつけて、参拝したいと思います。

参拝ルート

和歌山県立博物館~恵運寺~無量光寺~刺田比古神社~水門吹上神社