阪神甲子園球場のライトスタンド場外にある、甲子園素盞嗚(スサノオ)神社。野球にちなんだ絵馬やお守りがあります。寅年の2022年は虎みくじがおすすめ!
虎みくじ
甲子園素盞嗚神社で引ける置物型のおみくじは、2種類あります。
虎みくじは陶器製。黄色の身体、虎独特の縞模様はひかえめに入れられています。赤い耳と口、首輪がチャームポイント。
右手に小判、左手をあげて、招き猫ならぬ招き虎スタイルのおみくじです。
後ろ側は模様もなく、シンプルです。左側には神社名が入っています。
夢のボールおみくじ
「夢」と大きく書かれたボール型のおみくじ。揮毫は2002-03年阪神タイガースの監督を務められた星野仙一氏です。
おみくじの紙は、赤い糸を引いて取り出します。
どちらもタイガースに縁のあるモチーフで、甲子園球場のある地ならではのおみくじ。勝利を占うも良し、参拝記念のお土産にするのもいいですね。
甲子園素盞嗚神社とは どんな神社?
甲子園球場のすぐ南西にある甲子園素盞嗚神社。創建年代は不詳ですが、球場ができるよりもはるか昔からこの地にある神社です。
鎮座地は武庫川の支流であった枝川と申川が分かれるところで、川を治めるためにまつられた社ではと考えられています。
のちに整備されて枝川・申川はなくなり、大正13年(1924)に球場のもととなる甲子園大運動場が神社のとなりにつくられました。
現在は阪神タイガースや高校野球など、野球にかかわる祈願で多くの参拝があります。わたしが訪れたときも、ユニホームを着た子供たちがにぎやかにおまいりをしていました。
野球塚、ボール型のモニュメントも
授与品は野球にちなんだデザインのものが人気で、絵馬・お守りなどが受けられます。境内はベースやボール型の絵馬も奉納されます。
ホームベース型の敷石の正面には野球塚が。揮毫は阪神タイガースの元選手であり、2004-08年監督の岡田彰布氏です。
手水舎の近くにある「夢」のボール型モニュメントも見どころのひとつ。写真では切れてしまいましたが、バットも添えられています。
モニュメントはボール型おみくじのもととなったものでしょうね。おみくじとともに、ぜひ!
おみくじを引くには
虎みくじ・夢のボールおみくじは、本殿むかって左手にある社務所で引くことができます。初穂料はひとつ500円です。
甲子園素盞嗚神社では令和四年(2022)寅年を記念して、阪神タイガースのロゴマーク入り御朱印が特別に授与されます。
こちらは球団公認だそうですよ。優勝祈願に、あわせてどうぞ。
ほかにも引きたい 近くのかわいいおみくじ
えべっさんをまつる西宮神社で引ける、鯛のおみくじです。
通常はお正月~十日えびす期間のみのおみくじですが、2022年は2月末まで引くことができます。
鯛みくじについては、くわしくは以下の記事をごらんください。
基本情報
甲子園素盞嗚神社
所在地:兵庫県西宮市甲子園町2-40
拝観時間:不明
公式サイト:なし