花鳥参拝帖

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【大阪の御朱印】美具久留御魂神社|二上山を望む御神体山へ

大阪の美具久留御魂神社

美具久留御魂(みぐくるみたま)神社は「大阪みどりの百選」にも選ばれる神社。境内から望む二上山も見どころのひとつです。

(2023-04-12 更新)

美具久留御魂神社の御朱印

通常の御朱印

美具久留御魂神社の御朱印

授与所の情報

下拝殿の手前にある、社務所の窓口でいただきました。

美具久留御魂神社とは どんな神社?

御祭神美具久留御魂大神(大国主命の荒御魂)

相殿には天水分神、国水分神、水波廼米神、須勢理比売神、木花咲耶比売神をまつります。延喜式神名帳にも記載される式内社です。

はじまりは崇神天皇の時代、支子(きし)の森より大蛇があらわれ農民を悩ませていたところ、みずから視察された天皇が「これ大国主命の荒御魂の荒ぶるところなり。宜しくまつるべし」といわれ、まつったと伝わります。

大国主命の荒御魂は和爾(わに)神という龍神であり、水泳御魂(みくくるみたま)、水を司り配分する神だそう。

南北朝時代には楠木氏の氏神として信仰され、上水分社の建水分神社(千早赤阪村)とともに、美具久留御魂神社は下水分社と称されました。

ここが良き! 美具久留御魂神社のおすすめの見どころ

粟ヶ池から見る美具久留御魂神社の御神体山

自然豊かな御神体山へ

眞名井ヶ原と呼ばれる御神体山に、美具久留御魂神社は鎮座します。

山は4基からなる古墳群でもあり、「大阪みどりの百選」にも選ばれる鎮守の森です。

美具久留御魂神社の参道

社務所の前を通り、まずは下拝殿へ。

美具久留御魂神社の下拝殿

建物をぬけて石段を直進。運動不足の人には、少々きつく感じる参道かもしれません。

下拝殿の右手からの道を行くと、ややなだらかです。

美具久留御魂神社の石段

上拝殿に到着。

美具久留御魂神社の上拝殿

美具久留御魂神社の本殿

本殿を中心に、ならんで摂社や末社が鎮座します。

わたしはここで引き返してしまったのですが、拝殿の横からさらに上がっていく道があることを後から知りました。

美具久留御魂神社の境内案内図

神社の境内から鳥居の方向を見ると、二上山が見えます。

鳥居の間から見えるふたつのコブ、雄岳と雌岳がわかるでしょうか?

美具久留御魂神社からの二上山

二上山は神社の東の方角にあり、春(4月6日頃)と秋(9月6日頃)には雄岳と雌岳の間から太陽が昇るそう。

朝日に照らされ、夕日が沈むこの地は、古くより神聖な場所とされていたのかもしれませんね。

美具久留御魂神社のみぐくるん

美具久留御魂神社のイメージキャラクターである「みぐくるん」ちゃん。

頭には二上山が描かれています。額の丸印は朝日かな?

授与所では、キーホルダーやグッズも売られていました。寺社のゆるキャラも、めずらしくない時代になりましたね。

あわせて行きたい 近くの寺社めぐり

境内を出て国道と線路をこえ、粟ヶ池のほうへ。

少し離れたところに、一の鳥居が立ちます。

美具久留御魂神社の一の鳥居

参道沿いにある小さな祠は、龍神の和爾神をまつる別宮です。

和爾宮別宮

和爾宮別宮の説明

お時間のあるかたは足をのばして、同じ富田林市内にある錦織神社もどうぞ。

大阪の錦織神社

美具久留御魂神社、建水分神社とともに、河内国の三水分社とたたえられた神社です。

くわしくは、以下の記事もごらんください。

www.hanatori-sanpai.com

参考・このときの参拝ルート

錦織神社→美具久留御魂神社

美具久留御魂神社の基本情報

所在地:大阪府富田林市宮町3-2053
拝観時間:不明
駐車場:あり
公式サイト:https://www.migukurumitama.com/

実際に参拝した日(2019-05-21)の情報をもとに、記事を作成しています。定期的に情報を確認し更新していますが、最新情報と異なる場合があります。